写真みたいな絵を描きたい
でも無理そうだなぁ、と思っていませんか?
写真のような絵を描くのは、なんとなく大変そうに思えますが
やり方さえ押さえれば、それほど難しくありません。
今回は、初心者がフォトリアルな絵を描くための考え方と、具体的な描き方を簡単に書いてみます。
目次
写真のように描くための考え方
↓
写真を写す
写真みたいな絵を描くには「写真を写す」。
これに尽きます。
実際のモチーフを見ながら描くよりも、写真をそのまま写す方が格段にラクです。
なぜなら平面的にみて、色と座標だけを合わせればよいからです。
ひとまず立体感や奥行きなどは無視して、色と座標だけ合わせてみましょう。
具体的な描き方
細かいブロックに分割する
まずは、写真を拡大コピーしたものと、支持体(キャンバスなど)に定規で線を引きます。
なるべく同じ比率になるように、ちゃんと測りましょう。
こうすることで、形を正確に取れるようになります。
なるべく細かく分割すればするほど、正確に描きやすくなります。
小さな絵が並んでいると考える
大きな一枚の絵ではなく、小さな絵がたくさん並んでいると考えます。
一つ一つのマスを、何かの模様が描かれた四角い面だと思って、描き写しましょう。
これは「グラスだ」「机だ」と一切考えず、ただ座標に合わせて色を置いていくとよいです。
ぬり絵をする
下塗り・中描き・仕上げ、などと進めず
端からぬり絵のように、ただ色を置いていきます。
細かいことを考えずに画面を埋めていきましょう。
自分のことをプリンターだと思ってください。
すべての座標(マス目)に正確な色を置けば完成です。
まとめ
今回のまとめ
- 写真をそのまま描き写す
- 細かいブロックに分割する
- 何も考えず座標に色を置いてゆく
例に出した私のグラスの絵の場合は、明暗や色味のバラつきを補正しながら描いてますが
初めは、写真丸写しでいいと思います。
あくまでも初歩的なやり方ですが、写実の感覚を付けるには有効でしょう。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。