絵を描いているときに
ちゃんと形も合っていて、細かいことろまで描いているのに
パッとしない、ぜんぜんリアルに見えない
なんていうことありませんか?
実は、そういうときに見直すべき点は
たいてい、一つしかありません。
これさえ見直せば一気に
よくなるポイントがありますので
今回は、その原因と解決法を
ささっと解説していきます。
写真っぽく見える条件
これはネットで見つけたフリー素材なんですが
よく見ると、三角形だけでできています。
ディティールとか質感とか、何も描かれてないですね。
一方こちらは
けっこう服のシワとか
細かいところまで描かれています。
でも、ちょっと離れて見てみたらどうですか?
右の方が写真みたいに見えませんか?
これでわかるのは
画面全体を写真っぽく見せるだけなら
ディティール(細部)の描き込みや、質感などはいらないということです
では、結局何で決まるのか?
白から黒まで使う
写真ぽく見せるためには、すべての階調を使うこと、
つまり
画面の中に白から黒までの全ての明るさの色を入れる
ということです。
目で見えている景色というのは、明るい色から暗い色まであって
特定の明るさの色しか見えないことは、あまりないです。
太陽を見たり、目を閉じたりしたら、真っ白、真っ黒になりますが
通常の明るさで物が見えているときは
白から黒までいろんな明るさの色が視界に入ってるはずです。
つまり
明るい色から暗い色まで満遍なく画面に入っていれば、リアルに見えるんです。
こうやってモノクロにしてみてると
違いがよくわかりますね。
動画でも解説していますのでご覧ください↓
ちなみに動画内で私が描いているのは
アフリカの部族のお面?か何かで
可愛さと不気味さがあって面白いのでモチーフにしました。
まとめ
- 写実的に見せるにはすべての階調の色を使うと良い
- 特定の明るさの色だけを使うとリアルに見えない
何かイマイチだなと感じるときは
すべての明るさの色が満遍なく使われているか
チェックしてみるといいと思います。
それでは
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。